NIPPON KAWAII REVOLUTION
先日、カワイイモンスターカフェに初めて行ってきた。
あのきゃりーぱみゅぱみゅの衣装や世界観を作り出している山田セバスチャンプロデュースの店だ。
そんな今の日本の「カワイイ」文化を堪能しようと思い、勢いで予約した。
当日、ちょうど六本木のミッドタウンで『デザインの解剖展』という面白そうな企画をやっていたので「秋だし芸術にめちゃくちゃ触れてえな」と思い、カフェに行く前に寄ることにした。
美術館に着いてみると予想より人がいて行列ができていた。
ただの偏見だが、金で女を手に入れたんだろうなっていうおっさんと美女の組み合わせがたくさんあった。
結構列はスムーズに進み、正味10分もかからずに展示会場へ入ることができた。
中には巨大なチョコレートとかアイスとか牛乳とかがあった。
ていうかほぼ明治の商品の解説だったので、デザインというかこれは違ったベクトルからの明治のセールスプロモーションなのかな、と思った。
でも結構楽しかった。
そうこうしてると予約の時間になったので、いざ参らんとカワイイモンスターカフェに向かった。
店内にはメリーゴーランドがあって「わあすごい!」となった。
エンターテイメントに溢れてる。
失敗した手芸品みたいな衣装を着た、声と体が細い女の子に案内されて席に着く。
予約したのに普通のテーブル席に通された。少し残念な気持ちになったけど、今思えば自分たちのカワイイレベルが足りなかったのかもしれない。
席の近くでフィリピン人の富裕層大家族みたいな集団が誕生日パーティをやっていた。
店内のポップな音楽に合わせて腰を振りながら踊ったりしていた。
ダンボのシャブキメてるシーンをすごい彷彿とさせた。
ハロウィン時期だったので、そういったちょっとしたパーティをやっている席もいくつかあった。
結構年齢層が高めの集まりだなっていうのがほとんどで、ハロウィンの現状を知れたような気がした。
あと、せっかくだしいわゆるフォトジェニックなメニューを頼んでみよう!ってことでこれを頼んだ。
宣言通りとりあえず写真に収めた。
味は全然美味しくなかった。
食べログに平均滞在時間90分と書かれていたが、入店して30分でギブアップしてしまった。
30分で5000円くらい払った。ピンサロか。
帰りにカワイイモンスターカフェのあるビルの地下でローストビーフ丼とビールを食って帰って「肉と酒うめえ」ってなって心を落ち着かせてから帰路に着いた。
帰宅してからものすごく胃がもたれた。
原宿は若者の街でした。