読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

部屋と日当たりと私

徒然なるままに。

マリアさまが見てる

冬に1週間のオーストラリア旅行を予定している。
しかし、引越しやら家具の買い足しやらで思った以上に出費がかさみ、この調子で旅行費用も出したら本当にただの貧乏になってしまう。
 
なので、あき時間があれば金を稼ごうと思い、休日アルバイトをすることにした。
 
和食屋で働いたり、銀座のバーで働いたりと、今までいろんな掛け持ちアルバイトをやってきたが、今回はいわゆるサンプリングバイトというものに挑戦してみることにした。
該当でオロナミンCを配って「ファイト一発~!」とか言う類のアレだ。
 
どうやら話を聞くと、フェスやイベントでタバコのサンプルを配る仕事らしい。
もともと北海道出身で、学生時代はライジングサンが年に一度の楽しみだった私は、「アルバイトの名目でフェスに行けるとかめっちゃいいじゃん!やろ!」と俄然やる気が沸き、勢いで9月10月の土日祝日をほぼサンプリングバイトで埋めてしまった。
 
 
そして来る最初のアルバイトの日。
会場はかんかん照りだった。
晴天で何より!めっちゃフェス日和!暑い!最高!
熱中症にでもなりそうだった。
 
狭い移動バスの中で無理やり支給されたコスチュームに着替え、現場に着く。
コスチュームは結構なショート丈のパンツで、結構な面積で生足が露出される。
私はお肌のトラブル持ちなのか、数ヶ月に一度くらいのペースで、特に夏場の時期、左脚にめちゃくちゃ湿疹ができる。
運悪く絶賛湿疹中の脚だったが、腹をくくって露出することにした。
あと私がキャストの中で一番脚が太かったので、今日は脚が汚めのデブキャラでいこうと決意した。
 
 
事前に研修で覚えたトークスクリプトは、いざ仕事が始まると光の速さですっ飛んで行った。
とはいってもセンテンスごとにプロモーションとして言っておくべきワードを押さえてさえいれば、自分のやりやすいようにやって大丈夫というクライアントさんのお言葉もあり、もう本当その通りにやらせていただいた。
 
フェス会場なので、音楽がガンガンに聴こえてきて自分たちの案内の声なんてまともに響かないことなんてザラだし、なんならお客さんは聴こえてくる音楽の方への興味の方が強い。
ここで私のお得意の仕事に対する姿勢「ほどほどにやろう」が発動し、割と終始ストレスフリーで仕事をすることができた。
 
 
久しぶりに(多分若い)女の子だらけの空間にきてなぜか高校時代を思い出した。
見た目が派手な人のグループ、地味なグループ、そんなに人数は多くないのに「これぞ女の世界!」みたいな空気が味わえてとても懐かしい気持ちになった。
ちなみに私はどのくらいのカーストだったかというと、まあ中間くらいだったんじゃないかと思う。
 
化粧が濃くて可愛い子も好きだし、ナチュラルで可愛い子もモチロン好きだから、休憩時間はとても楽しかった。
男性スタッフがいたらそっちばっかり行ってクソみたいな会話を繰り出してるアイプチバレバレのブスもいたが、そういう子も普段の生活であまり出会わないタイプなので接してみると結構楽しかった。
 
 
他の女の子の仕事ぶりもタイミングが合えば見ることができたのだが、けっこう面白いことがわかった。
キャストの中で一番ギャルギャルしてた子(めっちゃかわいい)が一番真面目に、ほぼ研修のトークスクリプト通りの仕事をしていたり、休憩中大人しくてずっと喋らなかった子が舞台演劇かな?ってくらい効果音とか抑揚をつけて話していたり、人ってマジで見かけによらないなと思った。
男好きな女は仕事ぶりも割とゆるふわな感じでそこも面白かった。
 
あと、ありがたいことに好きなアーティストがかぶる女の子がいて、休憩中にそのライブを一緒に観に行くことができた。
バイトでフェスに来て、生で歌を聴けるとか本当最高かよ…とテンション上がりまくった。
 
 
仕事は13時から21時の時間にして約8時間。
しかし、2人ペアを組み、30分ごとに交代して現場に入るので、実働は半分の4時間だった。
いろいろと手当てもつき、ドリンク代は無料、しかも好きなアーティストのライブも見れてこれだけ給与がもらえるのかという内容。
コンパニオンってなんだこれクッソいい仕事だな、とめちゃくちゃ思った。
 
 
次のバイトまでに、脚の湿疹早く治らないかな。