部屋と日当たりと私

徒然なるままに。

初めまして韓国

韓国へ行ってきた。その1。


2カ国目の海外!

ワ~イいよいよ出国だ~!の直前月から住民税の徴収が始まり、そんなことすっかり頭から抜けていたから、当初の予定が狂った。


贅沢に10万くらいを予算にして、「外国人の旅の恥はかき捨て!season1:爆買い」をキメてやろうと目論んでいたのにここに来て国民の義務。


予算を半額に減らして日本を発つことにした。



羽田発の予定時刻は午前2時。

マイホームタウン小岩で醤油ラーメンを腹に詰め込んでから22時の電車で空港へ向かい、友だちと合流した。



羽田~仁川間はわずか2時間の距離。

だけど機内食サービスがつく!


入る胃のスペースがほぼ無かったが、MOTTAINAI精神で受け取ってみた。

まあ、結果的にヨーグルトしか食べられなかったんだけど。


私の機内食はほぼ残飯に変貌してしまったわけだけど、まあアフリカの子供もお腹いっぱいだったら残すしね。うん、、。


あと機内は死ぬほど寒かったから、なぜこの季節に、、というくらい震えた。




韓国に着くと湿度も温度も高く、日本と変わらない梅雨の気候だった。

あと大気汚染が進みすぎているのか空が終始澱んでいた。


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滞在先のGLAD HOTEL 汝矣島。

トイレもトイレットペーパーが流れるし、部屋もキレイ!

日本人向けなのか、フロントの人も日本語ペラペラ。


フロントに荷物を預けてさっそく行動開始。


とりあえず早朝から開いているチェーン店の韓国料理屋でキンパとラーメントッポギなるものを食べた。

ラーメントッポギには餅は一切入っていなく、ラーメンと何故か春巻が入っていてむちゃくちゃ辛かった。

可もなく不可もなく、美味しいっちゃ美味しかったという感想、、。




前日からほぼ睡眠無しの私たちの体力は0に等しかった。


基本的に室内の冷房がきつく、地下鉄も例外ではなかった。

少しでも席に座ってしまうとすこーんと眠りに落ちてしまいそうになる。



旅の始まりから常に己との戦いを強いられながら、旅の第一の目的の明洞へたどり着いた。


もう客引きがすごい。

観光客を見定めてはすぐさま駆け寄り、「タダダヨー」「オススメダヨー」と、チラシや試供品のパックを押し付けてくる。


ほんとうるせえって感じだった。



ここで連れは「くるみ饅頭」を購入。

香ばしく甘すぎないのでとても美味しいのだが、一口サイズとはいえきちんとしたあんこ入りの饅頭。

彼女は「ちょっと食べ歩く用だから!」と、15~20個入りの袋を買って、ほぼ終始食べ続けていた。


次の日にも買い足したため、トータル30個以上食べてた。

彼女はタフだ。



それとは別に有名らしい冷麺屋で昼食をとることにした。

私は「せっかくだし!」辛い冷麺を選んだが、涙と鼻水が止まらないくらいの想像を絶する辛さだった。


追い討ちかのように店員はグラスに熱い白湯スープを注ぐ。

ガチで逃げ場が無く、韓国の洗礼を受けているかのような気持ちで必死で冷麺を食べた。




昼食後、高速ターミナル駅の地下にある【GO TO MALL】という広いショッピング街へ行くことにした。


ごちゃごちゃと店が並び、ほとんどがレディース服屋なのだが、10000W언均一かな?ってくらいのお手頃さ。


ぐるっと周り、さらっと買い物をして、体力の限界とチェックイン可能時刻を迎えたので、ホテルへ戻ることにした。




ようやく部屋に着き、とりあえず少しだけ休んでからまた街へ出ようということで意見がまとまった。


「何時間くらい寝る?」

「じゃあ1時間半とか!18時半に起きて、19時に出よう!」

「おっけー!じゃあおやすみ!」


そして各々すぐに眠りにつく。




目覚めたのは21時半だった。


絶望し、年齢による体力の衰えを感じた。



「……近隣駅に美味しいサムギョプサルの店があるんだって!22時ラストオーダーで、ギリギリ間に合うよ!そこに行こうよ!」


友だちが明るい気持ちになれる提案をしてくれた。

私も二つ返事でオーケーし、すっぴんのまま

目的地へ急いだ。



22時15分前に店に到着。

しかし臨時休業していた。



仕方なく周辺でやっていたチゲ鍋屋でまた辛いラーメンを食らってやった。




そんな一日目。

つづく。






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NIPPON KAWAII REVOLUTION

先日、カワイイモンスターカフェに初めて行ってきた。

あのきゃりーぱみゅぱみゅの衣装や世界観を作り出している山田セバスチャンプロデュースの店だ。

そんな今の日本の「カワイイ」文化を堪能しようと思い、勢いで予約した。

 

 

当日、ちょうど六本木のミッドタウンで『デザインの解剖展』という面白そうな企画をやっていたので「秋だし芸術にめちゃくちゃ触れてえな」と思い、カフェに行く前に寄ることにした。

美術館に着いてみると予想より人がいて行列ができていた。

ただの偏見だが、金で女を手に入れたんだろうなっていうおっさんと美女の組み合わせがたくさんあった。

結構列はスムーズに進み、正味10分もかからずに展示会場へ入ることができた。

 

中には巨大なチョコレートとかアイスとか牛乳とかがあった。

ていうかほぼ明治の商品の解説だったので、デザインというかこれは違ったベクトルからの明治のセールスプロモーションなのかな、と思った。

でも結構楽しかった。

 

 

そうこうしてると予約の時間になったので、いざ参らんとカワイイモンスターカフェに向かった。

店内にはメリーゴーランドがあって「わあすごい!」となった。

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エンターテイメントに溢れてる。

失敗した手芸品みたいな衣装を着た、声と体が細い女の子に案内されて席に着く。

予約したのに普通のテーブル席に通された。少し残念な気持ちになったけど、今思えば自分たちのカワイイレベルが足りなかったのかもしれない。

 

席の近くでフィリピン人の富裕層大家族みたいな集団が誕生日パーティをやっていた。

店内のポップな音楽に合わせて腰を振りながら踊ったりしていた。

ダンボのシャブキメてるシーンをすごい彷彿とさせた。

 

ハロウィン時期だったので、そういったちょっとしたパーティをやっている席もいくつかあった。

結構年齢層が高めの集まりだなっていうのがほとんどで、ハロウィンの現状を知れたような気がした。

 

あと、せっかくだしいわゆるフォトジェニックなメニューを頼んでみよう!ってことでこれを頼んだ。

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宣言通りとりあえず写真に収めた。

味は全然美味しくなかった。

 

食べログに平均滞在時間90分と書かれていたが、入店して30分でギブアップしてしまった。

30分で5000円くらい払った。ピンサロか。

 

 

帰りにカワイイモンスターカフェのあるビルの地下でローストビーフ丼とビールを食って帰って「肉と酒うめえ」ってなって心を落ち着かせてから帰路に着いた。

帰宅してからものすごく胃がもたれた。

 

原宿は若者の街でした。

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ハナレグミの人気は相変わらずすごかった

新しい環境にもぼちぼち慣れ始めた。

とあるメーカーの子会社で勤務させていただいているのだが、すごい偶然の組み合わせで歳の近い本社の人間と知り合うこともできた。

世間は狭いというか、謎の引きを持っていると思う。

 

しかしその謎の引きも、9月はとりわけ悪い意味での引きが多かった気がする。

 

 

中旬ごろに前述のバイトで群馬県の水上に行くことになった。

「NEW ACOUSTIC CAMP」というランドネ愛読者しか集まらないようなキャンプメインの野外音楽イベントだ。

 

本来なら夕方にスタッフ全員が集合し、一緒にバスで現地まで移動・・・という流れだったらしいのだが、いかんせんその移動日が金曜日という平日だったため、私は仕事終わりに公共交通機関を使って追う形で群馬に向かうことになった。

 

ナビタイムを見ると3時間弱とあった。

まあ仕方ないよな、群馬だしな、と余裕ぶっこいていたら乗り換えに失敗し、店も全て閉まり何もない22時の高崎駅での1時間のロスを強いられた。

 

手動で開ける電車でようやっと水上に到着し、そこから待機してくれていたスタッフの人にバスでホテルまで送っていただく。

到着したのは日付が超える10分前だった。

ホテル自慢の水上温泉の営業時間は終わっていたらしく、なぜここにきて?と思いながら、水圧の弱い部屋のユニットバスのシャワーを浴び、ちくしょうと思いながら全裸で眠りについた。

ちなみに山の中なので電波は繋がらず(docomo)、ほぼ圏外だった。

 

 

翌朝、ホテルの朝食ビュッフェを食べてから会場へ向かう。

前回同様ちょこちょこ休憩があり、体力的には全然苦ではなく、やべーやっぱよゆー!とか調子に乗っていたら、簡易トイレに携帯を落としてしまった。

 

は?二泊三日のまだ2日目の午前中なんですけど?と頭がパニックになり、フェスのスタッフにどうしよどうしよ!みたいにヘルプを出しまくったが、もうただ一言「自己責任」で片付けられた。

急に携帯という最強アイテムを無くした私は、四次元ポケットを無くしたドラえもんばりに心強さメーターがガタ落ちした。

 

しかし、他のスタッフの方達、本当にいい方多くて、、お話して時間を潰すことはいくらでもできた。

ぼっちでぽつん、とかならなくて本当に良かった。。

 

2日目夜でのホテルでは、フロントに漫画がたくさん置いてあったので、「いい機会だな」と状況を前向きに考えて、『電影少女』を全巻抱えて部屋に持って行くことにした。

読めたのは8巻くらいまでだったが、アイちゃんの可愛さは十分理解できたと思う。

 

帰りはバスで3時間ほどかけて東京に帰ってきた。

いろんな疲れから、クタクタになった状態でさあ帰るか・・・と電車に乗り込んだ瞬間、履いていたサンダルがちぎれた。

うわっと思いながらも、やっとこさ家についてリュックを降ろしたら、留め具部分がぶっ壊れていた。

 

群馬、私のこと嫌いだったのかな。。

 

ちなみにサンダルもリュックも厄払いの意味も込めてすぐに捨てた。

携帯もすぐに交換してもらった。

 

 

次回のバイトは茨城に行きます。

平和に終わってくれ。まじで。

マリアさまが見てる

冬に1週間のオーストラリア旅行を予定している。
しかし、引越しやら家具の買い足しやらで思った以上に出費がかさみ、この調子で旅行費用も出したら本当にただの貧乏になってしまう。
 
なので、あき時間があれば金を稼ごうと思い、休日アルバイトをすることにした。
 
和食屋で働いたり、銀座のバーで働いたりと、今までいろんな掛け持ちアルバイトをやってきたが、今回はいわゆるサンプリングバイトというものに挑戦してみることにした。
該当でオロナミンCを配って「ファイト一発~!」とか言う類のアレだ。
 
どうやら話を聞くと、フェスやイベントでタバコのサンプルを配る仕事らしい。
もともと北海道出身で、学生時代はライジングサンが年に一度の楽しみだった私は、「アルバイトの名目でフェスに行けるとかめっちゃいいじゃん!やろ!」と俄然やる気が沸き、勢いで9月10月の土日祝日をほぼサンプリングバイトで埋めてしまった。
 
 
そして来る最初のアルバイトの日。
会場はかんかん照りだった。
晴天で何より!めっちゃフェス日和!暑い!最高!
熱中症にでもなりそうだった。
 
狭い移動バスの中で無理やり支給されたコスチュームに着替え、現場に着く。
コスチュームは結構なショート丈のパンツで、結構な面積で生足が露出される。
私はお肌のトラブル持ちなのか、数ヶ月に一度くらいのペースで、特に夏場の時期、左脚にめちゃくちゃ湿疹ができる。
運悪く絶賛湿疹中の脚だったが、腹をくくって露出することにした。
あと私がキャストの中で一番脚が太かったので、今日は脚が汚めのデブキャラでいこうと決意した。
 
 
事前に研修で覚えたトークスクリプトは、いざ仕事が始まると光の速さですっ飛んで行った。
とはいってもセンテンスごとにプロモーションとして言っておくべきワードを押さえてさえいれば、自分のやりやすいようにやって大丈夫というクライアントさんのお言葉もあり、もう本当その通りにやらせていただいた。
 
フェス会場なので、音楽がガンガンに聴こえてきて自分たちの案内の声なんてまともに響かないことなんてザラだし、なんならお客さんは聴こえてくる音楽の方への興味の方が強い。
ここで私のお得意の仕事に対する姿勢「ほどほどにやろう」が発動し、割と終始ストレスフリーで仕事をすることができた。
 
 
久しぶりに(多分若い)女の子だらけの空間にきてなぜか高校時代を思い出した。
見た目が派手な人のグループ、地味なグループ、そんなに人数は多くないのに「これぞ女の世界!」みたいな空気が味わえてとても懐かしい気持ちになった。
ちなみに私はどのくらいのカーストだったかというと、まあ中間くらいだったんじゃないかと思う。
 
化粧が濃くて可愛い子も好きだし、ナチュラルで可愛い子もモチロン好きだから、休憩時間はとても楽しかった。
男性スタッフがいたらそっちばっかり行ってクソみたいな会話を繰り出してるアイプチバレバレのブスもいたが、そういう子も普段の生活であまり出会わないタイプなので接してみると結構楽しかった。
 
 
他の女の子の仕事ぶりもタイミングが合えば見ることができたのだが、けっこう面白いことがわかった。
キャストの中で一番ギャルギャルしてた子(めっちゃかわいい)が一番真面目に、ほぼ研修のトークスクリプト通りの仕事をしていたり、休憩中大人しくてずっと喋らなかった子が舞台演劇かな?ってくらい効果音とか抑揚をつけて話していたり、人ってマジで見かけによらないなと思った。
男好きな女は仕事ぶりも割とゆるふわな感じでそこも面白かった。
 
あと、ありがたいことに好きなアーティストがかぶる女の子がいて、休憩中にそのライブを一緒に観に行くことができた。
バイトでフェスに来て、生で歌を聴けるとか本当最高かよ…とテンション上がりまくった。
 
 
仕事は13時から21時の時間にして約8時間。
しかし、2人ペアを組み、30分ごとに交代して現場に入るので、実働は半分の4時間だった。
いろいろと手当てもつき、ドリンク代は無料、しかも好きなアーティストのライブも見れてこれだけ給与がもらえるのかという内容。
コンパニオンってなんだこれクッソいい仕事だな、とめちゃくちゃ思った。
 
 
次のバイトまでに、脚の湿疹早く治らないかな。

冷静と情熱のあいだ

今月21日の日曜日に引越しを無事に終え、小岩での新生活が始まった。

 

引越し業者はどう見ても学生アルバイトだった。
ピッチピチのアンダーアーマーのトレーニングウェアを着ていた。
『ゆとりですがなにか』に出ていた柳楽優弥とその子分役みたいな二人組だった。

 

台風の心配があったが、当日はちょうど中日でとてつもない猛暑に襲われた日であった。
そんな中、脱水症状起こすんじゃないかってくらい汗だくになりながら、学生たちは懸命に作業をしてくれた。
しかし正直「こんな暑さの中だし、ここでぶっ倒れられたら困るな・・・」と自分の心配ばかりしていた。
あとから自分はあんまり優しい人間じゃないのかもしれないと、ふと悲しい気持ちになった。

 

古い冷蔵庫の回収には家電リサイクル料がかかるからプラス5000円だの、洗濯機の設置作業も追加料金をいただきますだの、家に訪問見積もりに来たミナミの帝王似の営業担当者は説明していたが、学生たちはすべて無料で作業をしてくれた。
普通にいい人達だった。労いのポカリスエットでもあげればよかったかもしれない。

 


そうして新生活が幕開けし、手始めにダンボールの中身をひとつひとつ荷解きし、クローゼットやキッチンを整理していく。
片付け作業日を1日しかとっていなかったため、働き蟻のように休むことなくせっせと動きまくった。
新しい部屋は大きな窓が2つあるので、そのためのカーテンも買いに行かなきゃと気づき、夕方頃にニトリへ行った。
ついでにごつい水切りカゴも衝動買いし、途中のスーパーで2リットルのペットボトルを2本購入したため、帰り道で腕が実質数センチ伸びていたと思う。

 

部屋に到着し「さあカーテンをつけるぞ」と体の疲れとは反比例したテンション高めな気持ちで、電気をつけた瞬間。
あれ?誰ですか?と思うくらいでかい黒ゴキブリが壁に張り付いていた。
辺りの明るさと人間の気配に気づいたゴキブリは、すばやくベッド下の死角に潜り込んでいく。
私はたまらず「まじかよ!」と叫んだ。

 

とりあえず入居手続きの際に同時加入した住宅サポートサービスに電話をかけた。
「恋愛相談以外なら何でも引き受けてくれますよ(笑)」と窓口で不動産屋が紹介していたものだ。
恋愛相談はだめでも害虫駆除はOKだろうと思い、問い合わせてみた。

電話口の返答は「対応できかねます」だった。どうやら不動産屋は嘘をついていたらしい。

 

しかし、室内害虫駆除と殺虫剤撒布も事前にお願いしていたし、内見のときも影すら見当たらなかったのに、なぜゴキブリが出るのだろう?
そんな疑問が頭をよぎったが、考えられるのは引越しの荷物搬入時のタイミングしかなかった。
ドアをずっと開けっ放しにしていたし、絶対に原因はあれだ。
ということは、進入してきたあのゴキブリさえ退治できれば脅威は無くなるはず!

 

ネットで調べたところ、ゴキブリは夜行性なので辺りが明るかったり、物音がすると警戒するからなのか、姿を潜めるということらしい。
とりあえず電気はつけているので音も立てることにした。
夜なので音量を若干おさえつつ、iPhoneきゃりーぱみゅぱみゅの『なんだこれくしょん』のエンドレスシャッフルリピートを開始する。
『ファッションモンスター』とか『にんじゃりばんばん』が流れてくると、ちょっと元気になった。
ちなみに普段、きゃりーぱみゅぱみゅはそんなに聴かない。

 

相変わらず敵はベッドの下から出てくる気配がなかった。
時刻は深夜の1時を回っていた。
新居には害虫対策グッズがあろうことか何一つ無かったため、きゃりーぱみゅぱみゅを流したままとりあえずコンビニへ行くことにした。
「明日(月曜日)を有給にしていて本当によかった・・・」と心底思った。

 

衝動買いしたブラックサンダーアイスを食べながら帰宅すると、敵はカーテン上の壁でうごめいていた。
部屋も明るくしていたし、それなりに音も立てていたのに姿を現していた。
動きめっちゃ早いし、触覚あほほど長くてすごい気持ち悪かった。

 

回収作業のことは後で考えようと思い、とりあえず殺虫剤を容赦なく吹き付けた。
何度目かの正直でクリーンヒットした。
敵は手足をバタバタさせながら壁からまっ逆さまに落下していき、奇跡的にちょうど真下にあったバケツ型の小物入れにゴールインした。

 

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※まさにこれ。

 

このバケツは画鋲入れに使用していたものだったので、さながら針地獄に堕としたかのような追い討ちをかけることができた。
画鋲の中でガサガサ暴れまわる音が聞こえてきたので、とどめに殺虫剤をダイレクトに噴射してやった。
すぐに静かになった。戦いは終わったのだ。

 

安心したので、とりあえずきゃりーぱみゅぱみゅを止めた。

 


もう使いたくない画鋲も一緒にしたままバケツをガムテープで密封し、翌日のごみに出した。
脅威を取り除き、再び快適な居住空間を取り戻すことができた。

安心していたら、今度は小さなチャバネゴキブリがキッチンで発見された。

スキルを積んだおかげで動じることが無かったので、普通に殺して捨てた。


もう虫は我が家に来ないでくれないかな、マジで。

私以外私じゃないの

引継ぎもほぼ終わって新しい職場への出社をカウントダウンするだけの身となった私は、現在いわゆる「社内ニート」状態になっている。
ただ最初のころはボーっと、一応周りに配慮をしながら、定時までエクセルの勉強をしたりネットサーフィンで時間をつぶしていたりしていたのだが、生産性がないな・・・と気づき、「副業でもするか」の結論に至った。

 

かくして私は会社のパソコンを使い、臨時的にキュレーション記事を書くライターになったのである。

 

クラウドサービスを利用すれば、キュレーション記事のライティング業務の募集がごろごろ転がっている。
平均して1記事の相場は300~350円であり、文字数は1200~1600文字ほどを要求される。
暇で仕方がないので手を出してみたが、世の中に出回っているあの手の記事が、実にテキトーに作られているのだということが入り口から実感することができた。
他のライバルサイトの似たような文を巧みに盗み、ネットに出回っている信憑性のない情報をかき集め、あとは「まあ多分こうでしょ」と専門家でもなんでもない自分の主観を織り交ぜて記事を作る。
全国公開された記事が載ったページの最下部には、注釈で「この記事を信じるも信じないもあなた次第だし、もし間違っていても私たちのせいじゃないんだからね!」という逃げ道を書き、嘘か本当か知れぬデタラメな情報を無責任にどこへともなく流布していくのだ。

 

ちょうど今日、提示された10のテーマのうち、やっと4つを書き終えた。
どのテーマも何番煎じかも分からないほどネットでよく見るようなテーマで、こんなに同じような記事がネット上に乱立したところで何になるのだろうといったものしかない。
特にジャニーズの誰がゲイ疑惑があるのかというテーマなんて本当にどうでもいいし、セクシャルマイノリティーは本人たちにとってけっこうセンシティブな問題である場合が多いのだから放っておけよもう・・・という気持ちになる。
芸能人というのは、あることないことばかり憶測で記事を書かれて苦労するよなあといらない心配まで沸く。

  

センテンススプリングで働くのって、すごく楽しそうだなあと思ったことがある。

世間がやれベッキーの不倫騒動だなんだの言って騒いでいる時期である。

文春側からのリークで世間がここまで大きく動き、ひとりのタレントのイメージも大きく変えた。

メディアは自分とは全く違う場所で生きている人間の人生や考え方を大きく捻じ曲げることが出来る。

その影響を与える側に立つのはさぞ面白いだろうなと思ったのだ。

 

でもよく考えたら私は前職がテレビ局勤めだった。

与える側、立ってた。

それに気付いた途端に、なんというか文春欲みたいなものが最初から存在しなかったんじゃないかくらいにキレイに無くなった。

あと人のスキャンダルばっかり追いかけるとか、タチ悪いと思う。

でも、今まさにそのスキャンダルについて根も葉もないことを書く仕事をしているのだから、もはや説得力なんて無い。

 

ジャニーズについてあとセックススキャンダルも書かなきゃいけないんですが、誰か書きたい人いませんか?

 

 

5年前からおのぼりさん

仕事も住む場所も変わることになった。
同時期に人生にかかわる2つのことが変わるということは、これはつまり世間でいう「心機一転」というやつではないのか。

 

新しい居住地は小岩だ。
江戸川が近く、もうほぼ千葉といってもいい。
千葉在住の知り合いから「錦糸町までは千葉だ」と言われたので、その概念で言うと小岩はもう余裕で千葉だ。

 

千葉に住むのは初めてだ。

 

同じ専門学校に通っていて、一緒に北海道から上京してきたNちゃんが、以前浦安に住んでいた。
その子の家に泊まりにいった日、板の間の上に寝袋を敷かれ、ここに寝ていいよと言われたのをよく覚えている。
ふつうに体が痛かったし、あと冬だったからめちゃくちゃ寒かった。
「この子は私が嫌いなのかな…?」と寒さに負けて被害妄想が脳裏を走ったが、そのときは本当に上京したばかりで、ゲスト用の寝具を買うくらいなら食費にあてたい!というほど、お互いお金がない時期だったので、仕方なかったのである。

 

Nちゃんの家の家賃はたしか5万円くらいで、築も浅くかわいらしい水色の外観をしていた。
部屋の広さも申し分なかったし、東京区内と千葉でも違いがあるんだなあと実感させられた。
それでも私が都内にこだわっていたのは、利便性を重視した住まい探しをしていたからだ。

 

今回、利便性の優先度を下げてみた。
部屋の広さ、日当たりのよさ、キッチンの使い勝手の方に着目してみつけたところが次の住まいだ。
おまけに家賃が今より1万以上も下がる。
周りに高い建物もないし、大家さんもとてもいい人そう。

 

これから千葉で新しい生活が始まるのだと思うと今から気分が高揚する。
住民税、下がるだろうか。

 

まあ、小岩、江戸川区なんだけど。